こんにちは。院長の内海です。

日々寒さが増してきて、気が付けばもうすぐ師走となり、2017年もいよいよ終わりに近づいてきました。

大分矯正歯科が今年の6月に開業して間もなく半年となります。開院当初を振り返ると私を含めたスタッフ一同、慣れないことも多く患者様に色々なご迷惑をおかけしたこともあったかと存じますが、おかげさまで現在多くの方の矯正治療を手掛けさせていただいています。今後も皆様のご期待に沿えるよう、全力で取り組んでまいりたいと思います。

さて、今週の水・木曜の2日間に東京・品川で行われた『アライナー研鑽塾・アドバンスコース』に参加してきました。

アライナー研鑽塾はインビザライン（マウスピース矯正）に特化した治療の勉強会で、アドバンスコースはインビザラインの治療経験が豊富な矯正歯科医を対象としています。今回は全国の著名なインビザラインドクターの講義を聴講してきました。

インビザラインを用いた矯正治療は、通常の矯正治療と異なる治療方針となることもあり、通常の矯正治療よりも更なる知識・技術が求められると言われています。

しかしながら、形状が歯科で一般的に用いられている歯ぎしり防止のマウスピースなどに類似していることもあり、矯正治療の知識・経験が乏しい歯科医師や、マウスピース矯正の症例が多くない矯正歯科医で治療を行い、トラブルになることが頻発し、社会問題となっているようです。

そのため、今春に日本矯正歯科学会においてインビザラインなどの『アライナー型矯正装置による一般指針』というトピックが公開され、十分な知識・技術を持たない歯科医師が安易に治療を行わないよう注意喚起がなされています。

私はこれまでも多くの患者様の矯正治療をインビザラインなどの様々な矯正装置で治療してきましたが、当院に矯正相談で来院された患者様にマウスピース矯正をおすすめできるかみ合わせか、どのようにして治療を行っていくかを十分にご説明するように心掛けています。

豊富な治療理論、経験に基づき、インビザラインをはじめとした患者様に合う色々な治療法のご提案が可能ですので、お悩みの際はぜひご相談ください。お待ちしております。