医院のブログ

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2017/12/27

日本矯正歯科学会認定医について

こんにちは。院長の内海です。

あっという間に2017年も終わり、新しい年に変わろうとしています。当院も明日から年末年始休暇に入らせていただき、1/5(金)より新年の診療を開始予定です。

本年6月に大分駅前で開業し、おかげさまで大変多くの方々にご来院頂くことができました。慣れぬことも多く至らぬ点も多々あったかと存じますが、院長をはじめスタッフ一同、来年はさらに自己研鑽し、一層みなさまのお力になれればと思っています。来年もどうぞ大分矯正歯科を宜しくお願い致します。

さて、私事ではありますが、先日、公益財団法人 日本矯正歯科学会の認定医の更新手続きが終わり、院内に掲示している認定医資格証を新しく発行されたものに交換しました。

更新期限と紙の色が変わっただけなので、スタッフでさえも気が付いていません(涙)。しかし、日本矯正歯科学会の認定医資格は矯正歯科医にとって非常に重要な資格であるため、私個人としては無事に更新できて安堵している今日この頃です。

日本矯正歯科学会認定医は矯正歯科医としての技術、学術知識を有していることを示す資格として知られており、大学病院矯正歯科などの専門研修施設に定められた期間在籍し、定められた治療症例数や論文発表を行った後に受験資格が得られるもので、学会入会後5年を経過して初めて受験することができます。

長崎大学歯科矯正学講座に私が在籍していた当時は幸いにも多くの患者さんの治療に携わることができた上、大学院の研究環境に恵まれたため、最短の5年で認定医になることができました。

しかし、日々新たな治療技術が登場している矯正歯科の領域では、認定医においても継続的に技術や知識の研鑽を積む必要があるため、資格は5年更新となっています。更新には、日本矯正歯科学会や九州矯正歯科学会などの専門学会に定期的に参加していること、学会発表や症例審査を更新期間内に行っていることが求められます。

当院では大学で研究を行ってきた私の経歴を生かし、矯正治療に科学的根拠を持たせることを心掛けています。治療法や装置など、矯正治療にお悩みの方はお気軽にご連絡ください。お待ちしております。