医院のブログ

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2018/04/10

第13回九州矯正歯科学会学術大会(鹿児島)に参加しました

こんにちは。院長の内海です。

新学期、新年度がはじまりましたね!この春、進学や就職などで新たなスタートを切られた方も多いと思います。

当院においても新たな歯科衛生士が就職し、みなさまのお力になれるよう日々トレーニングを積んでいます。彼女たちのように新たなことにチャレンジしているフレッシュな人を見ると、私もがんばらなければと、初心に帰って身の引き締まる思いがします。まだまだ慣れないこともまだ多く、みなさまにはご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

話は変わりますが、2月に鹿児島市・かごしま県民交流センター行われた九州矯正歯科学会に参加しました。

当日はあいにく事故の影響で電車が遅れ、すべての講演を聴くことができなかったのですが、各方面の先生方の話を聴くことで日ごろ疑問に思っていた事などを自分なりに整理して考える機会となりました。

特に多くの聴衆が集まった講演は昭和大学矯正歯科学講座教授・槇宏太郎先生の『アライナー矯正の光と影』という講演でした。

今では多くの方々がご存知のインビザライン(アライナー矯正)ですが、ワイヤーを用いる矯正治療とは異なる新しい手法であり臨床経験を得る機会が少ないこと、開発途上の装置で適用となるかみ合わせの対象がまだまだ多いことなどから、矯正専門医院でも未導入であることが多いのですが、今回の講演のにぎわいを見ると矯正医でも多くの先生が興味を持っていることがわかります。

インビザラインの日本上陸直後に私がライセンスを取得した関係で、幸いにも多くの臨床経験を得ており、当院でもインビザラインを開院当初より導入し多くの方々に治療を行っています。しかしながら前述のとおり、すべてのかみ合わせの治療には用いることのできる装置ではなく、安易にインビザラインで治療を行った医院でトラブルが報告されています。

当院に矯正相談で来院された方には、その方のかみ合わせが本当にインビザラインで治療が可能かどうか、しっかりとご説明した上で治療を選択していただいております。お悩みの際にはお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。