医院のブログ

医院ブログ

2021/01/08

10都府県(福岡・東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・岐阜)緊急事態宣言発令下における当院診療体制について

昨年初に国内で感染確認された新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染者が全国的に急増しており、1月7日夜より緊急事態宣言が1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)、更には1月13日には7府県(福岡・大阪・兵庫・京都・愛知・岐阜・栃木)に再発令されました。 ※2/7以降、栃木県は除外

今回の発令目的が前回発令された際と異なり医療機関の収容能力を勘案した内容であるため、人口あたりの患者数ではステージⅣ相当の新規感染者数と考えられている都道府県(沖縄)などでも収容能力にまだ余裕がある都道府県は対象区域から外れています。

しかしながら、今回の感染症は易感染性(感染しやすさ)により爆発的に患者数が増加することが一番の問題であると考えております。患者数が医療機関の収容能力を超えた際には、一定の割合で発生する容態が急変した重症患者を本来救えるはずが死亡させることになるため、今後死亡率が諸外国同様に増加してしまうことになりかねないと危惧しております。(専門外である私個人の見解です)

矯正歯科の特性上、当院でも遠方から定期的に通院される患者様もおられ、治療のための通院は不要不急の外出には当たらないと考えております。しかしながら、本感染症で絶対的に他人に感染させないということは困難であるため、感染者爆発的増加地域からの通院は他の地域へウィルスを運んでしまう可能性が大きいことを十分にご理解いただき、矯正治療に差し障りのない範囲で受診延期等をご検討いただければ幸いです。

また、県内の患者様におきましても、できる限り感染者数増減動向を見極め、他都道府県への外出等も考慮いただければと存じます。

通院延期の期間や代替方法など、どうしても限度はございますができる限り対処したいと考えております。どうぞ遠慮なくご相談ください。何卒よろしくお願い申し上げます。

2021年1月8日(1月11日、13日感染拡大、宣言追加のため修正、2/2宣言対象地域変更のため修正)

大分矯正歯科 院長 内海 大