2020/05/14
報道等にてご周知のとおり、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の国内感染者が減少に転じ、5月14日に大分県の緊急事態宣言が解除されました。診療の延期等をお願い申し上げた患者様はご協力いただき誠に感謝申し上げます。
感染確認者数が急激に増加していた時点と比較して、感染リスクは軽減されていますが、残念ながら完全に感染の可能性が無くなったわけでは決してありません。矯正歯科医の私は専門外ではありますが、個人的に今回の感染症に警戒すべき点は下記の3点と考えます。
①発熱等の発症前(感染の無自覚時)にウィルス拡散(他の人に移してしまう)ピークがあること、無症状感染者にもウィルス拡散のおそれがあること
②病院等の閉鎖空間での集団感染報告が多く、その中での具体的な感染経路(方法)が不明であることが多いこと
③新しい感染症のため急性転機(感染後数ヶ月の症状)以外の長期的な影響について未解明であること
そのため、当院においてはこれまで行ってきた院内感染対策に改良を加え、今後も引き続き可能な限りの対策を講じてゆきたく存じます。
(変更点)
1.医院来院時にはマスクの着用を必須とし、診療室においても指示された時以外は常時着用をお願いします。
2.待合室での感染を防ぐため、付き添いの方は最小限の人数、滞在時間にてお願いします
当初より申し上げていることですが、今回の感染症については『感染者が入室した時点で、絶対的に感染を防ぐことは不可能』と率直に考えております。
つきましては、引き続き県外に行かれた方、ご家族も含め体調の変化を自覚されるなど、感染の可能性が少しでも考えられる方は、十二分な観察期間を設けた上でのご予約・ご来院をお願いいたします。
引き続き皆様にはご迷惑をおかけすることになり恐れ入りますが、ご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
2020年5月14日 大分矯正歯科 院長 内海 大